Skip to content

本年のGS法人の取り組みについて(1) 21-2-5 中村憲雄

本年のGS法人の取り組みについて(1) 21-2-5 中村憲雄 published on

前回の1/17(日)第88回GS法人運営委員会でも提案させて頂きましたが、本年度のテーマは、A.ドジョウ事業B.理研シーズの中小企業活用支援の2つが主体です。ドジョウ事業にも理研シーズの活用がポイントになると思われます。VCAD研究会や、新たな理研・和光商工会連携のビジネスモデル構築事業へ、GS法人として参画する年になります。DXの導入支援を開始する年でもあります。

1. 本年は今までにない世界の激動に巻き込まれ、予測不可能な状態になると考えられております。ニューノーマル(新常態)と呼ばれております。

2. 変化のスピードがコロナにより加速され、このスピードに対応することが、企業が生き残る条件と言われております。変化のスピードに対応するために必要不可欠なツールが、DX(デジタルトランスフォーメーション)です。世界に相当な後れを取り、日本政府がやっと音頭を取り始めました。私たちも始めたいと思います。行動しなければ前進できません。

3. DXはデジタル技術です。沢山のデジタルなビッグデータを、AI(人工知能)を使って最適な解を最短時間で得る技術です。デジタルデータ付加価値に転換する技術とも言えます。

4. 本年はDXが、顧客企業に対する支援の中心になるべきと考えます。従来もIT(情報技術)、ICT(情報通信技術)、IOT(モノとインターネットを繋げた自動化技術)などが検討・導入されておりましたが、今後はDX活用が中心になると思われます。

5. 日本の中小企業は、DXはほとんど慣れておりません。VCAD研究会やビジネスモデル構築型事業に参加している企業も同様と推測します。一方では、私たち専門家集団でもデジタル技術に強い専門家は、大変少数であろうと推測します。私は最近まで、DXという言葉さえも知りませんでした。しかし1つの専門技術に精通していれば、土地勘により、どんなものでも何とかなるものです。GS法人会員の会員には、その可能性を発揮して頂くきっかけの年にしたいです。前進しましょう。

6. 私は現役時代はプレス金型設計者でした。しかしCADは全く知りません。ドラフター時代の設計者です。

2000年2月に技術士に登録され、以来国内外200社の現場で企業支援を経験してきました。

CAD設計者に対するプレス技術支援、あらゆる製造企業対象のQCD生産体質強化支援、財務指標分析による企業体質の強み、弱み判断と改善改革支援など、今まで持っていなかった専門領域の支援が過半数を超えておりました。情報化時代であり様々なネタが手に入り易いのも幸いしました。何とか出来てしまいました。

7. 国内では大手メーカーM社の、市場クレーム対策の支援経験があります。6人の専門家でチームを組み、各地の工場や外注メーカーも含め、主に製造現場と開発・設計現場に入り、従業員と共に推進しました。結果的にはコンカレントエンジニアリングの導入を体質改革の目玉とするに至りました。同時期には世界有数のコンサル会社4社との競争になりました。結果的には、私たちのチームが最も効果があったと評価されました。コンサル専門家は、現場で具体論での議論ができなかったことが課題であったようです。

8. 海外ではタイ、インドネシア、ベトナム、メキシコなど途上国の政府関係専門家に、中小企業支援のための実務指導者としての教育を施しました。専門であるプレス技術指導はほとんどありません。全く初めての経験でした。机上による理論講義と企業現場での実務指導が主体でした。誇り高い彼らは、企業現場では上から目線になりがちです。私たちは自ら手を汚し、汗をかき、従業員と相談・議論・研究する姿勢を見せ、結果を出す重要性を示しました。

9. 最も気を使ったのは、誇り高い彼らとの信頼関係を構築することでした。本当に沢山の飲み会をやりました。特にメキシコでは滞在したホテルの週末に、日本人専門家で現地素材を使った様々な料理をつくり、現地専門家、近所のヒト、ホテル従業員などとの小パーティを何回もやりました。日本の歌やメキシコの歌も合唱しました。現地専門家の家庭に招待されたり、彼らが参加しているコンサートやオペラなどにも招待されました。彼らが日本に来た時には、あちこち案内したりもしました。

10. これは欧米の専門家もほとんど同じです。英国人の専門家を日本に呼んだ時も同様でした。金型のバイオフで各地の金型メーカーを回りました。美味いものを食べたり、飲み会や歌はどこの国でも皆大好きです。泊まるホテルは温泉大浴場があるところを選び、彼らと裸の付き合いもしました。頭にタオルを載せると、彼らも真似をしました。滞在中には私の住宅マンションにも招待し、日本食を主体に提供もしました。川越では、喜多院の奥を見学もさせました。ちなみに私は英検もTOEICも何の資格もなく、全くの下手糞な手ぶり英語です。人間は世界どこも変わりはないと思っております。まして日本の企業現場は、日本語が通じます。全く問題はありません。

11. 今後は少しずつ、私が経験した企業現場での支援ツールなどにも触れたいと思っております。

                                  以上

Primary Sidebar