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コップの外を見る。(SE研究会の休止に伴う反省)

コップの外を見る。(SE研究会の休止に伴う反省) published on

 

商品やサービスの改善・開発は、「コップの中の嵐」的なテーマである。

自社内での活動が主体である。

販売し事業成功するには、「コップの外の嵐」を見ることが不可欠になる。

外部を知り対処することである。

 

1. スターリングエンジン(SE)研究会は、19-10-20の第105回例会をもって幕を閉じることにした。

2. 当会は、2011年4月埼玉産業人クラブ定時総会での (有)協和合金「アルミダイカスト製スターリングエンジン開発」に対する西海賞受賞がきっかけであった。丸8年で9年目に入っていた。 

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写真左 西海賞受賞製品 905型エンジン   
写真右 1018型エンジン

いずれも市販中である。

西海(にしうみ)賞とは、埼玉県内の昨年度のものづくりで、優秀な研究開発や創意工夫などにより、企業の飛躍や産業発展に貢献した埼玉産業人クラブ会員企業の従業員を広く、世に顕すことを目的にしている。

3. SE新商品開発を目的に、数多くの試作品がつくられた。今でも大変魅力的な製品に見える。しかし販売し事業成功には至らなかった。これが課題である。

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上写真左 LEDアロマ照明スタンド
上写真中 防災用緊急発電ストーブ
上写真右 905型エンジンの加工・組み立てキット

 

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上写真左 薪ストーブ用サーキュレーター 
上写真右 超小型・高性能スターリングエンジン

 

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写真左 防災用緊急発電機(木の皮など木質系端材が燃料)
写真右 お湯で走るスターリングエンジンカー

 

4. 製造企業や製造技術者は、良い商品づくりに目が行く。しかし良い商品が売れるとは限らない。

5. 一方販売専門家は、理論は良く知っているが、具体的な結果に反映される例は「マレ」にしか見えない。

6. 企業が元気がなくなっている。今後どう考えるか。「コップの外を見ること」に重心を置くことが大切と感じている。。

7. 1997年初頭のバブル崩壊までは、日本のGDPは米国に続き世界第2位であった。

今は第3位とはいえ、2位の中国に2倍以上離され、米国はほゞ2倍に成長している。日本はほゞ500兆円のフラット状態が30年続いている。

8. 一人当たりGDPは米国を抜き抜き世界第3位であった。今は第25位前後が続いている。

9. また当時は世界のトップ企業10社に日本は7社入っていた。今はゼロである。一体なぜこうなったのか。

10. 世界から取り残されている厳然たる事実を、多くの日本人は気にしていない。立ち遅れているのに相対比較をしない「ゆでガエル」状態といえる。企業が毎年1%(3万社)づつ店じまいしているにも関わらす。

11. 2018年の内閣府の世論調査では、国民の75%、若者の83%が「現状に満足している」と回答している。ぬくぬくと明るく楽しく生きているのが現状である。企業は元気が無く国の存続も危ういかも知れないが。

12. これでは政府や政治家に文句も言えない。桜の会やモリカケに関わっているヒマは、本当はないのではないか。日本の周りでは、領土や国益を賭け、皆「自国ファースト」で戦っているのに。戦略・謀略が水面下で渦巻いているのに。チコちゃんに叱られそうではないか。

13. 「コップの外」を、小さなグループからでも企業からでも国レベルでも、先ず「見る」こと。これが今後へのスタートであろう。とかく日本人は目の前の「コップの中の嵐」に目が行きがちな民族かも知れない。パワハラ、セクハラ、ストーカー、いじめ、子殺し、親殺しなどと同根でなければ良いが。

14. どうすれば売れるのか。外側にあるユーザー目線での検証が薄かったのではないか。これがSE研究会休止の反省である。

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