Japanドローン2019展示会では、ドローンの他にも類似した様々な将来への新提案や発表があった。

NEDO―DRESSプロジェクのフォーラムでは、スカパーJSATでも通信衛星の情報中継基地として、飛行船活用も検討開始されているとのこと。乗用ドローンもあった。ネットでも、空飛クルマなどが各国で提案され、通産省でもロードマップが発表されている。いずれもドローンの将来発展の姿として捉えることが出来そうだ。私たち技術者集団としても、今後のかかわり方を検討して行きたい。空は、ワクワクする夢を秘めている。

 

1. ボーイング社「空飛ぶタクシー」事例

空飛ぶクルマの機能は、垂直での離着陸、ホバリング、水平飛行が可能で、人や荷物をべることが条件。本試作品はサイズは長さ9・1メートル、幅8・5メートルで電動。50マイル(約80キロメートル)の範囲の飛行が可能で今後は水平飛行技術を目指すとのこと。

「空飛ぶタクシー」テスト飛行成功 ボーイング

 

2. 空飛ぶクルマの要件事例

空呼ぶクルマには安全・安心を保証する技術要件が陸上と違い、格段に高度なものが必要であり、更にその飛行や運営のルールの仕組みもまだ不十分である。NEDO―DRESSプロジェクのフォーラムでも様々な提案があった。ネットでも良い説明サイトがあったので紹介したい。 https://jidounten-lab.com/y_6219#_ 

Aston Martin Stunning Future Luxury Flying Car – A Real James Bond Car

 

3. 我が国の動き

世界では上記事例のように様々な挑戦がなされている。わが国でも技術や運用の仕組みなどの研究開発が、NEDOーDRESSプロジェクとしてJAXAや大手企業も参画して進められている。経済産業省では“空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップを公開し、国としての道筋を明らかにしている。以下はそのロードマップからの引用例である。技術者集団としてのGS法人も、将来の技術的・社会的・経済的影響の大きさに注目しつつ、何らかの活動を模索したい。

  

   ロードマップでは、2023年を目標に「物の移動」を事業化し、2030年代に「都市での人の移動」の実用化を目標としている。

     https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220007/20181220007.html 

経産省、“空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップ公開。

2023年に「物の移動」を目標 2018年12月21日 15:38 2018年12月20日 発表

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